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市報こだいら:2021年3月20日号 1面(抜粋記事)

更新日: 2021年(令和3年)3月20日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。

鈴木遺跡 国指定史跡に

鈴木町、回田町、御幸町にわたる鈴木遺跡が、国指定史跡に指定されることになりました。
遺跡と指定の概要を紹介します。

問合せ
文化スポーツ課 電話042(346)9501

鈴木遺跡の発掘調査

鈴木遺跡は昭和49年(1974年)、現在の小平市立鈴木小学校を建設するときに行われた調査で確認されました。
くぼんだ地形の場所に小学校を作るため、高い部分を削って平らにしようと地面を掘ったところ、正体不明のトンネルが出てきて工事が止まりました。
調べてみると、このトンネルは江戸時代の水車の跡だということがわかりました(詳しくは5面を参照)。
以前、同じ場所で石器が見つかったこともあり、発掘調査が行われました。
その結果、後期旧石器時代の石器が見つかり、本格的な発掘調査が行われることになりました。
その後、小学校の脇を通る道路や工場、マンションなどの工事に先立ち、延べ80か所以上もの地点で発掘調査が行われました。

市内にはほかに、小川一丁目遺跡、花小金井南遺跡、八小遺跡の3つの遺跡があります。
(注) 八小遺跡は鈴木遺跡の範囲内にあります。

国指定史跡とは

国指定史跡とは、国の歴史の正しい理解のために欠くことができず、かつ、その遺跡の規模、遺構、出土遺物などにおいて、学術上価値あるものとして国が指定した文化財です。
考古学的な遺跡のほか、城跡や社寺跡、著名人の墳墓や碑などが対象となる、と文化財保護法に規定されています。
これらの条件を満たすと判断されたものが、文化庁の専門家委員の審議を経て、史跡に指定されます。
国に指定されている史跡は代表的なものとして、青森県青森市にある三内丸山遺跡、佐賀県吉野ヶ里町にある吉野ケ里遺跡、奈良県明日香村にある高松塚古墳などがあります。
昨年まで国全体で1,847件が指定されていましたが、今回の指定で鈴木遺跡をはじめ12件が加わり、1,859件となりました。
東京都では、鈴木遺跡を含めて53件になります。
市内では、玉川上水が国指定史跡ですが、羽村市や杉並区など9市3区にまたがっており、小平市単独の国指定史跡は鈴木遺跡が初めてです。
鈴木遺跡の詳しい解説は、4面5面をご覧ください。

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2021年3月20日号 2面

2021年3月20日号 目次

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小平市小川町2-1333 市役所3階

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FAX:042-346-9507

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